任意売却後の生活
任意売却を始める頃に弁護士さんと相談される方が多く、住宅ローンが残ったとしても対応策がキチンと整理されていることが多いので、あまり心配する必要はないです。
住宅ローンの残債が200万円程度であれば、毎月無理がない範囲内で残債務の支払いされる方もいらっしゃいますが、500万円以上の住宅ローンが残ってしまった場合は、自己破産を選択されて、借金をゼロにする方法を取る方が多いです。
それぞれの家庭環境にもよりますが、任意売却後は家賃を払って生活することになりますので、住宅ローンの残債務と家賃を足した金額を払わなけれなならなくなり、子供の教育資金など出費が多い方は自己破産をされる傾向にあります。
自己破産をしたからといって生活に対して悪影響が多くあるのかと言えばそうではないです。
戸籍にも住民票にも記載されませんし、職場の人にも本人が言わなければ分かりません。
唯一「官報」という官公庁が出している公告に掲載されるくらいです。
官報を見る方はごく一部の方で、ほとんどの方は見ません。
自己破産は破産法という法律で守られている権利です。
一度すべての借金をリセットし、また一からやり直すことができます。
誰かに迷惑をかけるわけでも無いのでご自身の為に考えられてもいいかと思います。